レーシック角膜が薄い場合は?

レーシック角膜とは、レーシック手術を行う際にフラップを作成する部分のことです。
角膜は5つの層から成り立っており、レーシックによる視力矯正手術では、実質角膜の中央部分を削るということになります。
従って、角膜が薄い場合は手術により角膜を削ることが不可能であることもあります。
角膜の厚さは個人差があり、人によって違いますが、誰でもレーシックを行える角膜の厚さがあるというわけではありません。
統計で見てみると、5人に1人の割合で角膜が薄い人がいます。
また、一部の専門的な仕事をしている人はレーシック角膜の手術は行えないことになっています。
パイロットやパイロットを目指している人たちは、基本的にレーシック角膜の手術は受けられません。
航空会社によっては、レーシックを含む全ての視力矯正手術を制限しているところもあります。
パイロットは角膜の厚さに関係なく、レーシック手術は不可能です。
では、レーシック角膜に適していない、角膜の薄い人は、レーシックを受けることはできないのでしょうか。
一般的なレーシックは手術不可能な場合でも、エピレーシックという手術方法であれば可能です。
これは角膜上皮の再生能力を生かし、角膜上皮にフラップを作成するという方法です。
エピレーシックでは、角膜上皮の再生に時間がかかるため、手術後にいきなり視力が回復するということはありませんが、視力回復は徐々に行われます。
また、眼に強い衝撃を受ける可能性があるスポーツをしている人は、レーシック角膜に適していてもエピレーシックが向いていると言われています。
レーシックは通常、角膜のフラップというふたのようなものを作成します。
そのため、強い衝撃を受けるとフラップがずれてしまう可能性があるからです。
ボクシングなどのスポーツをしている人はエピレーシックが適していると言えます。
他の理由でレーシック角膜に適応していない人にも、エピレーシックが適しています。
例えば、コンタクトレンズを長年使ってきた人は、角膜が平らになってしまっている場合があります。
コンタクトレンズの使用を停止すると元の自然な状態に戻りますが、それには時間を要します。
このため、このような人もエピレーシックが適していると言えます。
もしレーシック角膜の厚さに適していないと判明した場合は、他の手術方法もあるので、目の安全を一番に考えながら、専門医としっかり相談をして手術方法を決めるようにしましょう。